鏡の中のわたし

鏡の中の全裸の私が見ている。




強く鷲掴みにされた乳房を。。

喘ぎ声が自分のものでないほど大きく響いている。。


目の端に、あなたのもう片方の手が下へおりてゆくのが映った。

ただそれだけで

これからおこる快楽に目眩がし

液体が太股をつたう。。


身体の内側が激しく痙攣し

喘ぎ声がとまらなくなる

もう1人の私が

鏡の中のわたしを嗤う


口にしてはならない言葉を

鏡の中のわたしが懇願した。

「お願い

はやく いれて。。」


後ろから

貫かれる

何度も何度も


記憶が遠のき

意識が薄れ

太股をつたう液体が波打つ。。



遠退く意識の内側に

微かに聞こえた

愛してるよって。。