魔法

湿気を帯びた雨粒が

窓を濡らす。


心が元気じゃないとき

もう、会うことが叶わない父を想う





いつも忙しくて

いつも仕事に忙殺されていた

にも関わらず

小さな頃から

私への愛情は常に一番だった


どんなわがままも

包み込み

心ごと

気持ちごと

まるごと包んで

温めてくれた


不安を取り除いてくれた。。


その記憶は

どんなに年月を重ねようとも

私を支え励ましてくれる。。。



「一番という魔法」





無意識に私は、

それを探して

勝手に傷ついているのかもしれない。