雑踏

雑踏の中で

あなたの横顔を見つけた



すぐ後ろからついてゆく




気付かないあなたの鞄を引っ張ってみる


少し驚いた表情で振り返ったあなた


すぐにその表情は笑顔に置き換えられた




何度も

何度もみたあなたの笑顔なのに



毎日

毎日電話越しに聞いてる

あなたの声なのに




どうしようもないほどに

幸せを感じた





愛するって

こういうことなんだって。。