鏡の中のわたし

鏡の中の全裸の私が見ている。




強く鷲掴みにされた乳房を。。

喘ぎ声が自分のものでないほど大きく響いている。。


目の端に、あなたのもう片方の手が下へおりてゆくのが映った。

ただそれだけで

これからおこる快楽に目眩がし

液体が太股をつたう。。


身体の内側が激しく痙攣し

喘ぎ声がとまらなくなる

もう1人の私が

鏡の中のわたしを嗤う


口にしてはならない言葉を

鏡の中のわたしが懇願した。

「お願い

はやく いれて。。」


後ろから

貫かれる

何度も何度も


記憶が遠のき

意識が薄れ

太股をつたう液体が波打つ。。



遠退く意識の内側に

微かに聞こえた

愛してるよって。。

心の芯

いつも穏やかで

いつも優しい


そんなあなたに

何でも話して。。

そう言ったのは私


あなたは、少しも悪くない


なのに


なのに





今日は

心が

おれた。。



おれてしまった心の芯が

いく先を失っている

疑問

また、 逢える日がきますか?


いくつもの季節を跨ぎ


寂しさ

切なさ

愛おしさ


そのいくつもの感情を閉じ込め

その日がくることを

信じて待つ程の強さが

私にあるのか。。



いつもこの季節に香る

庭先のジャスミンが

今年も香っています